治療内容の説明を十分に行います。滅菌、消毒等感染対策に気をつけています。
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こんにちは、廣冨です。
先日、英語で書かれた歯科の研究論文を読む機会がありました。
今回はその内容をご紹介したいと思います。
スイスにあるベルン大学歯学部で進行性歯周病の治療を受けた後、定期メンテナンス(ブラッシング指導やクリーニング)を受けた55名の患者さんについて、4回の検査データを分析した結果、
細かい部分を略し、大事な結果のみ記しました。
上記の出血とは、歯と歯ぐきの境目にある溝(専門用語で歯周ポケット)の深さを測定する(プロービング)際に、歯ぐきからの出血があった場合を指しています。
正確に調べるには歯科を受診する必要があります。
しかしかなり大雑把にではありますが、ご家庭でも目安にできる方法があります。
それは、歯ブラシやフロス使用時の出血です。
歯ブラシが歯と歯ぐきの境目にきちんと当たっていること、また歯ブラシやフロスに過度な力が加わっていないこと、など条件はありますが、歯ブラシやフロス使用時に出血がある場合には、注意が必要でしょう。
歯周病の初期~中期には痛みなどの症状がない場合も多く、気づいた時には抜歯をするしかないケースも見受けられます。
医療は確かな証拠に基づいて行われるべき、という考え方(EBM)が歯科にも広がってきています。
当クリニックでは歯周病の治療・予防にも重点を置いております。全身の健康のために年に一度の健康診断が必須なのと同じように、少なくとも年に一度は歯科を受診されてはいかがでしょうか?
ブログをご覧いただきありがとうございます。院長の竹島です。
今年も残すところ、あとわずかとなりました。
本年はなんといっても新型コロナウィルスの影響による大変な一年であったのではないでしょうか。
このような年でも、無事に今年の仕事納めを迎えることができそうです。
地域の皆様に感謝いたします。
さて、今回は歯科の話ではないことを記載させていただきます。
12月20日(日)、滑川駅前中央公園でイルミネーション「キラリエ 」の点灯式が行われました。当クリニックもこのイルミネーションに協賛させていただきました。
新型コロナウィルスの影響でどことなく重たい空気となってしまっておりますが、負けずに頑張っていく、光となれば嬉しいです。
あらためまして、今年も一年間、ありがとうございました。
寒さが厳しくなってきました。
ご自愛いただき、おすこやかに新年をお迎えください。
こんにちは、斉藤です。
今回は虫歯と食習慣について取り上げてみたいと思います。
2つの有名な研究があります。
1つ目は、Hopewood-house Studyです。
児童の食事からショ糖と精製された炭水化物を除くと、フッ化物の使用や口腔衛生状態が決して良好でなくとも虫歯の本数は減るという内容です。
2つ目は、Vipeholm Studyです。
ショ糖は虫歯を誘発するが、その食べ方によって虫歯になるかどうか左右されるという内容です。
2つの研究を簡潔にまとめると、歯の表面に砂糖が停滞するようなものを何回も口にするような食生活がもっともよくないということです。
具体的には「クラッカー」「チョコレート」「キャラメル」「クッキー」のようなものを時間かけて何度も食べるのが良くないということです。
皆さんの日常生活ではどうでしょうか。
私も歯学部に入って勉強する前には、飲み物やお菓子を時間や回数も特に気にせずにだらだら食べながら生活していました。今思えば歯にとっては最悪の環境です。
もし間食をとるならば、食べる時間を決めて食べ終わったら歯を磨くか、キシリトールなどの虫歯の原因とならない代用甘味料を使ったものにすることは有効な対策といえます。