治療内容の説明を十分に行います。滅菌、消毒等感染対策に気をつけています。

〒936-0023  富山県滑川市柳原85−1

076-471-5533

診療
時間

9:00~13:00/14:00~18:00
土曜日は17:00まで

インプラント治療とは?

虫歯などで失った歯の部分にチタン製の人工歯根を埋め入れて、歯本来の機能や見た目を取り戻す治療方法のことをいいます。失った歯の部分のみを治療しますので、部分入れ歯やブリッジのように周囲の歯に負担をかけることがありません。また、これまでにあった歯と同じような役割を果たしますので、噛む力は天然の歯とほとんど変わりません。

他の治療との比較

 天然の歯義歯ブリッジインプラント
噛む力100%

部分入れ歯

30~40%

総入れ歯

10~20%

60%ほぼ100%
見た目
耐久性×
義歯

メリット

・保険が適用になるので、比較的安価

・取り外しができ、メインテナンスが簡単

デメリット

・噛み心地が悪い

・補う歯の数によっては味覚が感じにくい

・周りの歯にひっかける金属が見え、見た目が悪い

・つけた際に違和感がある

・長期間使用すると顎の骨が痩せる可能性がある

 

部分入れ歯の場合、入れ歯そのもののお手入れは簡単ですが、留め金をかけている歯を大事にすることがとても重要です。この歯が虫歯や歯周病になってしまい、被せ物や詰め物をすることで、入れ歯が合わなくなる可能性があります。

総入れ歯の場合、多少合わない場合は歯科医院で歯茎に代わる部分を調整することで改善させることはできます。ただ、あごの骨は少しずつ変化していくので、永久的に利用することは難しいです。3~5年程で修理したり新しいものに作り替える方が多いです。

ブリッジ

メリット

・保険が適用になるので、比較的安価

・取り付けたことによる違和感が少ない

デメリット

・両隣の健康な歯を削る必要がある

・土台になる歯がない場合にはできない
 (一番奥の歯を失った場合)

・食べ物のカスが詰まりやすい

 

 

 

失ってしまった部位の両隣の歯を削り、2本の歯で3本つながった被せ物を支える方法です。両隣の歯を削ってはめ込むことになるので、歯に負担がかかります。特に、過去に虫歯治療をして神経を抜いてしまった歯を利用してブリッジを行った場合、虫歯になってしまっても痛みがなく、虫歯だと気づいたころにはブリッジと一緒に歯が取れてしまうことがあります。個人差はありますが、約半数が10年以内に支障をきたしています

インプラント

メリット

・天然の歯とほとんど変わらない噛み心地

・見た目がとても良い

・天然の歯が1本もなくてもできる

・顎の骨が痩せることを防ぐ

デメリット

・保険適用外なので高額になる

・治療期間が長くなる

・インプラントを埋めるための手術が必要

 

あごの骨にドリルで穴をあけ、そこに人工の歯の根っこに代わるものを埋め込みます。そのため、隣の歯を傷める心配は全くありません。また、見た目に関しても天然の歯とほとんど変わらないものに仕上げることができます。
ただ、定期的なメンテナンスを行うことがとても重要で、メンテナンスを怠るとインプラント周辺の組織が細菌に感染してしまう可能性もあります。(インプラント周囲炎)最初のインプラントはスウェーデンのブローネマルク先生により1965年に施術されましたが、その方が亡くなるまで約40年間機能したという記録が残っています。現代のインプラントは術式も含めえて格段の進歩をしていますので、メンテナンスをしっかりと継続することができれば10年~半永久的に利用することができます

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治療の流れ

 虫歯や歯周病の治療を行います

歯周病に罹患している場合は、インプラント治療を行っても将来不具合をきたすことが多いです。

細菌検査や歯周病の治療を行ったうえで、お口の中の状態が安定してからインプラント治療に取り掛かります。

 CT撮影、手術前カウンセリング

インプラントの埋入を希望される部位に骨が十分あるかなど詳細を把握させていただくために、歯科用のCTで撮影をさせていただきます。

その後、一人ひとりの状態に合わせて、インプラントを埋入する部位や本数、上部構造などお見積もりを提案しながら希望を伺います。

個室のカウンセリングルームで行いますので、プライバシーは守られています。審美性や費用、治療についてのお悩みをはじめとして普段お話しにくいことにもお答えします。

またCT撮影の結果、インプラントの埋入を希望された部位の骨が十分でないと分かった場合、GBR(骨誘導再生)という治療を埋入手術の前に行う場合があります。GBRについてはこちらからご確認ください。

 インプラント埋入手術(一次オペ)

埋入するインプラントの本数やお口の状態などによって差はありますが、30分~1時間程度の手術時間となります。

インプラント埋入手順は次のようになります。

 インプラントを埋入する予定の部位に麻酔を行います。麻酔が効いた後、埋入予定の部位にある歯肉を切開します。

 インプラントを埋入する予定の部位に位置決めのドリルを行います。

 ドリルを太くし穴を拡大しながら、インプラントを埋入するための穴を形成します。(画像は断面図であり、実際に骨を切ることはありません。)

 ドリルで形成した穴にインプラントを埋込みます。

 埋入したインプラントに蓋をして、歯肉を切開した部分を洗浄します。その後、元に戻して縫合しますが、縫合した糸については1週間程度で抜糸します。

 インプラント埋入手術(二次オペ)

インプラントと骨が結合するために3~5ヶ月程度時間をあけ、その後二次手術を行います。こちらに関しても1次手術と同じく30分~1時間程度の手術時間となります。

インプラントを埋入した部分に麻酔をし、埋入したインプラントの上にかぶさっている歯肉をレーザーで取り除きます。

その後、歯肉が適切な形態に整える支柱を装着します。

 仮歯の作成

2次オペを行ってから、歯肉が落ち着くまで期間をあけた後、仮歯や最終的な被せ物を取り付けるための支柱(アバットメント)を装着するために型取りを行います。

天然の歯であれば、詰め物や被せ物を取り付けた後、歯が動いて被せ物に慣れることもありますが、インプラントに関しては骨にくっついてしまうことから全く動きません。そのため、かなり精度の高い型取りが必要になり、天然の歯を型取りするときとは異なる材料を用いて行います。

また、インプラント治療を始めてからここまで、その部位に歯がなかったことになります。急に被せ物を取り付けてしまうと、頬や舌を噛んだりしてお口の中を傷つけてしまうことも考えられます。まずは仮歯を取り付けて歯の存在に慣れる期間を設けます。

 被せ物のセット

仮歯から最終的な被せ物に付け替えを行います。

この後は定期的なメインテナンスを行い、インプラントをはじめお口の中の状態を健康な状態に保つことで、インプラントを長期間安定して利用することが可能になります。

 メインテナンス

一度セットしてしまえば、何も不都合が起こらないなんてことはありません。普段の歯みがきを丁寧に行うことはもちろんのこと、定期的にメインテナンスを行うことが必要不可欠になってきます。

このメインテナンスが不十分な場合には「インプラント歯周炎」という病気にかかり、最悪の場合はせっかく時間と費用をかけて入れたインプラントを取り除かなくてはいけない場合もあります。

メインテナンスは3ヶ月~半年毎に行い、内容としては以下のものになります。

 細菌検査などお口の中の検査

顕微鏡を用いてお口の中の細菌の検査を行います。
目では見えない細菌をコントロールすることによってインプラントへの影響はもちろん、健康な歯が虫歯や歯周病になることも防ぐことができます。

また、歯周ポケットの深さは歯にグラつきがないかなどを確認します。
その中で、歯茎に炎症がないか、磨き残しがないか、汚れがたまりやすい場所を目視で確認していきます。

 噛みあわせの確認

天然の歯は生活習慣などによって動くことがあります。

噛みあわせのバランスが崩れると、顎関節症や頭痛など全身にわたって健康被害を及ぼすことがあります。

定期的に噛みあわせの確認を行い、必要であればインプラントに取り付けた歯を調整して噛みあわせを良くします。

 レントゲン検査

目視では確認できない歯やインプラントを支えている骨の状態や、過去に治療した天然の歯で2次う蝕が起こっていないかなどを確認します。

むし歯・歯周病のどちらも早めに気づくことができれば比較的簡単な対応で治療することができます。

 口全体のクリーニング

お口の中の検査を行った際に見つかった、特に汚れのひどい部分を中心に適切な歯みがきの方法をアドバイスします。歯ブラシでは完全に取り除くことができないので、歯間ブラシやデンタルフロスなども紹介し、使い方を身に着けていただきます。

その後、専門的な器具を利用して普段の歯みがきでは落とし切れない歯の表面や歯と歯の間、歯周ポケット(歯と歯茎の間)の汚れ(歯垢や歯石)を落とします。
特に歯周ポケットはご自宅での歯磨きが行き届きにくい場所なので徹底的にクリーニングします。

 

GBR(骨誘導再生)について

歯周病による骨量の減少

インプラントの埋入を希望する部位について、

・長い間からそのままにしていた。

・部分入れ歯で生活してきた。

・歯周病により、骨が痩せている

など、インプラントを埋入するために必要な骨の厚さや高さが足りない場合があります。

そのような場合にはGBR(骨誘導再生)を行い、インプラントを埋入できるだけの高さや厚さを確保することがあります。

GBRの例

(左) 骨が薄いため、インプラントを埋入することができません。

(中) 骨と歯肉の間に膜を置き、骨と膜の間に骨再生誘導薬剤をいれます。

(右) 4~6ヶ月後、膜は人体に吸収され、インプラントを埋入するために十分な骨量を確保することができます。

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インプラント治療の費用

インプラント埋入前

  • CT撮影・診断料       7,000円
  • PMTC(歯のクリーニング) 3,000円
  • GBR(必要であれば)   30,000円
インプラント(1本あたり)
  • 上部がジルコニア      350,000円
  • 上部がオールセラミック 380,000円
  • 仮歯            3,000円
  • インプラント保証料(任意) 17,700円
支払方法

現金もしくはクレジットカードでお支払い可能です。

デンタルローンで分割してお支払いもできますのでご相談ください。
デンタルローンについての詳細は以下のリンクからご確認ください。

【オリコ デンタルあんしんサポート】

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症例集

「治療方法や費用などは分かったけど実際に治療するとどうなるの?」と思われる方も多いと思います。

以下のリンクにインプラントなどの症例集を載せていますので、インプラント治療を検討されている方はご確認ください。

【症例集はこちら】

 

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医療費控除

医療費控除は、1年間に支払った医療費が10万円以上だった場合にその医療費が税金の還付対象になる制度です。(控除の対象となる医療費の上限は200万円で、年収によっては10万円以下でも対象になる場合があります)

医療費控除の対象としては、

  1. 納税者が本人または自分と生計を一にする配偶者やその他の親族のために支払った医療費であること。
  2. 1/1~12/31までに支払った医療費であること。
  3. 年間の総額が10万円以上であること。(所得によっては10万円以下でも可能)

控除される金額については、以下の計算方法で算出することができます。

控除額は所得税率によって決まりますので、同じ医療費でも高額所得者ほど医療費控除で還ってくる金額が多くなります

また、還付金は納め過ぎた税金が納税者のもとに返されるお金ですので、所得税については「源泉徴収税額」を超える金額の還付金はありません。

<医療費控除の対象となる治療>

  • インプラント治療
  • セラミックやジルコニアなどの自費治療
  • お子様の歯列矯正治療
  • 歯科の保険治療
  • 内科や外科など、他の疾患による治療費
  • 治療目的で購入した市販薬(風邪薬、胃腸薬など)
  • 出産費用(出産一時金を受け取る場合にはその差額分)
    など があげられます
    歯科治療の場合は「審美目的」(例:見た目を良くするためにホワイトニングを行う)ではなく、「健康維持」(例:むし歯で失った歯を補うためにインプラントを行う)のための治療であることが重要です。

上記の治療費については、治療費のわかる領収書やレシートを保存しておきましょう。
デンタルローンを利用された場合は、金利や手数料は対象になりませんのでご注意ください。

還付金についての詳細はお近くの税務署へお問い合わせください。

診療時間

診療日
 
午前××
午後××
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午後 14:00〜18:00

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