こんにちは。廣冨です。

去る4月3日（金）に、当医院のスタッフを対象としたセミナーが開催されました。

先月に引き続き、角祥太郎先生を講師としてお迎えして・・・という予定でしたが、富山県内でも新型コロナウイルスの発生が認められたことや院内への感染予防ため、急遽インターネットを利用した遠隔ライブセミナーとなりました。

テーマは「新型コロナウイルス」への対策でした。
角先生は千葉県で診療されているため、その対応策はとてもシビアなものに感じられました。
角先生が特に強調されていたのが、「なくなると診療できなくなる重要物品」の在庫数確認と、必要であればその追加補充についてでした。

診療の際に使用する紙コップを例に、その残り在庫数がいくつあるのか、それで何日持つのか、そして補充できない場合に代用品はあるのか、といった現状を支給把握すべし、とのことでした。
診療に必要なその他の物品についても同様です。
これは他の業種でもほぼ同じ考え方が適応となるでしょう。
ただし、歯科の物品の多くがアジア圏からの輸入に依存しており、その流通に支障があるという特徴があります。

さらに、来院された患者様への検温を推奨されていました。
これを受けまして当クリニックでも診療前に患者様の体温を測定させていただく事になりました。
具体的には、体温が37.5℃以上の患者様につきましては、当日の診療をご遠慮いただく場合がございます。
また、患者様だけでなくクリニックのスタッフも出勤時に毎日検温しています。

その他の対応策として、診療室の窓を開け換気をしております。
そのため、場合によっては診療中に肌寒く感じられることがあるかもしれません。
新型コロナウイルスの蔓延が終息するまで、何かとご不便をおかけしますが、どうかご理解のほどよろしくお願いいたします。