治療内容の説明を十分に行います。滅菌、消毒等感染対策に気をつけています。
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廣冨です。
新年あけましておめでとうございます。今年もどうかよろしくお願い致します。
私が担当するブログは第4回目になります。前回は歯みがきの一般的な方法についてでしたが、今回はお子様の歯みがきのコツやその方法について記してみようと思います。
まずは歯磨き粉についてです。
お子様用の歯磨き粉のほとんどにはフッ素が配合されており、むし歯予防に効果的ですので使用することをおすすめします。
歯科医院などで行うフッ素塗布よりもフッ素濃度は低くなりますが、毎日使うことで効果があるとされています。
ただし、ときどき「歯磨き粉(の味)が嫌い」なお子様もいらっしゃいます。
その場合、歯みがき自体を嫌いになってはいけませんので、無理に使わなくてもいいかと思います。
次に磨く際のコツについてです。
歯磨き粉を使う場合には、上の歯から磨いてください。
下の歯から磨き始めますと、歯磨き粉の味がして唾液が溜まるので、途中から苦しくなることがあります。
もちろん、途中でうがいをしてもいいのですが、それも手間でしょうから・・・
磨く順番としては、左右どちらからでも構いません。
上から初めて下の歯へと移り、磨き忘れの部分が残らないようにしてもらえればそれで結構です。
歯には表面、裏面、(奥歯の)噛みあわせの面があります。
表面を磨くときには「お口は半開き」にしてください。
口を大きく開けると頬や唇が突っ張って、歯の表面を磨くのがかえって難しくなります。
裏面を磨くときには大きく開けてもらって良いのですが、下の奥歯の裏側を磨くときにはコツがあります。
それは「歯ブラシで舌を押し付けるように」することです。
そうしないと、下の奥歯の裏面はしっかり磨けないことが多いのです。
ただし、その際「ウエッ」となるお子様がいるかもしれません。
その場合には無理にはしない方が良いでしょう。
今回はお子様の歯みがきについて、主な要点を記してみましたが、「百聞は一見にしかず」とも言います。
お子様の歯みがきについて不明点がございましたら、歯ブラシを使いながら磨き方のお話をさせていただきますので、ぜひ当クリニックまでお越しください。